家計管理をどうするか
子育て世帯の悩み第一位お金の悩みについてです。
各家庭のやり方は様々あると思いますが、
我が家の考え方は
お金を貯めすぎてもしょうがない
必要なタイミングで必要な分だけ使うべき
が基本原則です。
老後にお金があることが幸せではないと思っています。
かといって、高級車に乗ることが幸せでもないと思っています。
ただ、子どもの思いでとか教育、夫婦それぞれがやりたこと、好きなことへの
出費は抑えるべきでないと考えています。
また、仕事と家事・育児を両立するための出費も同じです。
お金の使い道の優先順位は何となくこんな感じです。
1.子供の成長のためのお金(教育、保育など)
2.夫婦が幸せになるためのお金(仕事や家事・育児の負担軽減、一定の趣味)
3.家族の楽しみのお金(レジャーとかイベント)
この基準で基本的には考えています。
とは言え、どこまで使っていいの?という漠然とした不安があると思っています。
老後はいくら必要?ずっと働けるの?今これだけ使うと老後はどれぐらいのお金が必要?
といった不安です。
なので、我が家では夫婦が100歳になるまでの家計シミュレーションを作っていて、
毎年年末に決算して毎年の収支と予実の乖離、今後の計画見直しをやっています。
子どもの教育費や出産予定、夫婦の退職年などを考慮して100歳までの予定がすべて書かれています。(上の図はイメージで実際のものではありません)
もちろん老後の年金や子どもの教育費、収入は変動するものですが、毎年見直し・計画変更することで将来の不安を持たないようにする工夫をしています。
ここまでは、やっている人が多いと思いますが、もう一つやっていることがあります。
家計のバランスシートを作ることです。
バランスシートとは、
ある時点の会社(ここでは家計)の財務状況を示すもの
です。
資産と負債のバランスが適切で今時点リスクがある家計になっていないかを定期的に見ています。
バランスシートはアプリを使うとこんな感じで出てきます。(上の図はイメージで実際のものではありません)
資産は不動さんや金融商品のその時点の評価を入力して、負債が多すぎないか、キャッシュが足りているかなどを見ています。
30歳台ではだいたい持ち家の方は不動産の資産が高く、負債もそれに応じて多いというのが一般的かと思います。
ここで大事なのがライフプランの変更時にこれらの100歳までのシミュレーションやバランスシートがどう変化して危険でないかを確認することができるという点です。
私の場合は、今マンションの買い替えを検討していて、その場合いくらまでであれば、危険でないかをシミュレーションして意思決定に役立てています。
多少めんどくさいことではありますが、これらのことをすることで普段のお金の漠然とした不安から解消されて、仕事・育児・家事に集中できるということがメリットがあり、日々の幸せへの大事な要素だと考えています。