不妊治療の経験
長女は自然妊娠でしたが、次女はなかなか妊娠できず、不妊治療して妊娠できました。
体外受精です。
今回はその経験の話をします。
実体験から4つの問題を共有したいと思います。
今では助成金も増額していますね。
とてもいいことだと思います。
さて、一人目は自然妊娠できたけど、二人目はできないなんてことあるの?と思われるようですが、あるんです。
やはり加齢にともなって、卵管の通りがわるいのではといわれましたが、結局のところ明確な原因は不明とのこと。
ここが1つ目の問題。
原因は検査しても、突き詰めていくと「おそらく・・・」のレベルであって、わからないことが多いんです。
だから、もやもやするしどうしようと悩みます。
どうしても二人目が欲しかったので私たちは不妊治療に踏み切ります。
人工授精や体外受精、体外受精でも卵子に精子をいれるところまでやるやつと振りかけるだけのやつ等種類は様々です。
様子を見ながら手法を変えていくパターンもあるようですが、我々は最初から体外受精を選択。
ここで問題2つ目。
体外受精のリスクが分かりづらい。
体外受精のほうが双子が生まれやすい、結果として発達障害となりやすいなどいろいろな情報があって混乱します。
病院では確かに双子が生まれやすいデータはあるが、障害については大きな差異はないと説明を受けます。それよりも年齢のほうが障害の有無への影響は数段大きいと。
私たちは病院のコメントを信じるしかありませんでした。
このあたりの正しい情報の開示と共有をしてほしいと思っています。
結果として心配なので私達は出生前診断をしています。出生前診断も賛否はありますが、前述の心配・不安を払拭するために悩んだ末の選択です。
そして、3つ目の問題。
流産。
私達も体外受精で1回でうまくいったわけではなく、流産を経験しています。
この時の妻の精神的な負担は想像を絶するほどのものでした。
声のかけ方もわからない、本人もどうしていいのかわからない。
ただひたすら悲しむ日々です。
このあたりの心のケアが必須だと思っています。女性もそうですが、男性へのケアや女性への接し方についても情報がないのでかなり辛いです。
最後に4つ目の問題。
お金です。
我々もなんだかんだで100万円程度かかりました。
共働きなので比較的余裕はあるとは思っていますがそれでも大きなお金です。
また、私達よりも金銭的余裕のない家庭にとってはもっと大きな問題だと思います。
といった具合に不妊治療の経験から問題を4点挙げました。
今では改善されている部分もありますが、子どもを望む人が悩まずに子どもを授かれる未来になってほしいと心から願っています。
■問題
1.不妊の原因がわからない。
3.流産や妊娠できないときの心のケア
4.お金が高額