お父さんってどうしたら幸せになれるの?

システムエンジニアの中年男性による仕事、子育て日記。日々の生活から幸せな感情や幸せになるためのヒントを共有します。

支出と幸福度の関係(幸福はお金に関係ない?)

幸せログの分析です。

今回の目的は、以下の通りです。

 

幸福とお金に関係があるのか。

少ないお金で買えるコスパが高い幸福は何なのかを明らかにしたい!

 

まずインプットとなるデータは2つです。

・支出:マネーフォワードからcsvダウンロードできるので、それを使用します。

・幸せログ:以前記事で紹介した幸せログのシステムで記録しているのでそれを使用します。

sefatherprogram.hatenadiary.jp

 

作業の環境イメージは以下の通りです。

自動化するのはめんどくさいのでまずは手動で分析してみます。

図の通り支出と幸せログを紐づける対比表を手で作成しました。

分析する価値があるのかを確認してから自動化しないと無駄になりますからね。

 

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幸せログ-支出分析イメージ

この考え方の肝は、以下の対比表です。

 

node jikojitugen tunagari maemuki dokuritu fixed_cost
カフェ 0 0.2 0.5 0.3 0
住宅 0 0.3 0 0 0.7
保険 0 0 0 0 1
ゴルフ 0.7 0 0 0.3 0
書籍 0.7 0 0 0.3 0
習いごと 0.3 0.7 0 0 0

 

こんな感じでカフェの支出な繋がり因子と前向き因子と独立因子に寄与しているという仮説で設定します。

住宅なんかはほとんどが固定費で、我が家の場合な家族間の時間を生み出すために駅近の通常の価格より高いところに住んでいるので30%だけ繋がり因子に寄与しているという設定です。

保険なんかは完全固定費で幸せと関係ないとしています。

 

こんな感じの対比表を作って分析してみることにしました。

 

こうすることで完全に主観ではありますが、おおよその分析結果は得られるはず。

その結果を見てから少しずつ主観要素を外していきたいなという考えです。

 

この対比表を使って3つの観点で分析しました。

自己実現、繋がり、前向き、独立の各因子毎のコスパを見てみる。

②各支出毎に幸福度への寄与が大きい順にみてみる。

③各支出毎に幸福度への寄与のコスパを見てみる。

 

 

自己実現、繋がり、前向き、独立の各因子毎のコスパを見てみる。

 

集計した結果が以下です。

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幸福の4因子毎のコストパフォーマンス

ちょっと図が小さいですが、

青が自己実現

オレンジが繋がり

緑が前向き

赤が独立です。

 

緑の前向き因子が異常にコスパがいいですね。

おそらく、自分が前向きだとか楽観性を感じる行動が、散歩だとかマインドフルネス、コーヒーを飲んでのんびりするといったもので、比較的コストがかからない活動だからですね。

これは納得です。

 

一方で繋がり因子のコスパが悪いです。

これは後の分析でもでてきますが、この集計したタイミングが1月で、妻、子供が実家に帰省していた時期と重なります。

私の幸福度のメインが家族であることから、この月だけたまたまコスパが悪くでてしまったのだと考えられます。この説の検証は来月の分析結果を待つしかないですね。

 

②各支出毎に幸福度への寄与が大きい順にみてみる。

支出毎に幸福度への寄与を数値化してソートしました。

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支出毎の幸福度寄与

これも文字が小さいですが、家賃がダントツトップ。

次にゴルフとか子供の習い事、旅行が続きます。

 

家賃は家族の時間を増やすために高めに設定していることもあること、

家族から得られる幸福度がそもそもほかに比べて高いので大きくなりますね。

1月は家族が居る期間が少なかったとはいえ、これだけの貢献度となるってことは、通常月だとどうなるのか楽しみです。

 

あとは、ゴルフとか旅行とははわかりやすいですね。

 

③各支出毎に幸福度への寄与のコスパを見てみる。

コスパで見てみました。

 

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支出毎の幸福度のコストパフォーマンス

 

ダントツトップが放送視聴料(DMM、Amazon)。

確かに安い割には楽しめるし、子供と一緒に見たり、私の自己実現になっていたりします。

 

次にカフェ。前向き因子に寄与していますね。安い割に効果的です。

 

情報サービスはGCP(GoogleCloudPlatform)の利用料でWEB開発の趣味を低コストで実現できているので納得です。

 

コスパが悪いのは家賃と外食。

家賃、外食は高い割に貢献していないとの結果。

1月は家族との時間が短かったので、固定費の家賃がいつも以上にコスパが悪く出てしまったと考えれば妥当でしょうか。

 

■まとめ

分かったことをまとめます。

・前向き因子がコスパ高い。特にカフェとか散歩はお金かけなくても得られる幸せ。

・ゴルフ、旅行といったレクは幸福度に寄与しているものの、コスパは中程度。あまりやりすぎるとコストパフォーマンスがさがるので、やはり時々やるぐらいがいいのでしょう。

・DMM、Amazonサブスクリプションサービスは幸福度に関するコスパ最強です。

・私個人的にはGCPもかなりお得に幸福に影響するものでした。

・家賃はコスパが悪く見えるが、来月の結果みてから結論を出したほうがいい。

 

それなりに分析結果は納得感があるものでした。

この結果を見ると家賃下げたいな。。。

あと、今はコロナでできないですが、飲み会とか友人と遊びにいくといったイベントがほとんど入っていないので、そのあたりのコスパも気になります。

 

主観ではありますが、お金かけている事柄と幸福度ってあまり関係ないなって思いました。

 

支出を眺めてみても、自分がメインで感じている幸福は、家族とか、お金のかからない個人での開発だったりするので、この分析に表れてない幸福が多数ではと思っています。

 

■今後に向けて

今回は完全主観に頼った対比表を使って分析してみましたが、そこそこ面白い結果だったと思います。

ただ、いくつか課題があります。

・コスト無しの幸福度が違う費目に計上されている。

 カフェのコスパが異常に高いのは散歩とかコスト無しの幸福度がカフェによっていることに起因しています。このあたりをどうするかですね。

 支出をベースではなく、幸福を感じる行動からコストを結びつけて、結果、お金かけて得られた幸福はほとんどないと言うさきほどの説を確認したいです。

 

・今回は幸福度の得点を4因子に分類して支出に按分しています。なので幸福度は4分類でしか見てなく粒度がかなり荒いです。

もう少し、子供と遊ぶとか、散歩するとか、細かい粒度で見てみたいです。

 

以上です。