あいさつ
長女は4歳ということで
そろそろ教育というかしつけというか、できるようになってほしいことをどうやって子供に伝えればいいか、親が悩む時期になってきました。
特に、長女は真面目な性格ではありますが、シャイで恥ずかしくてあいさつができません。
私も妻も、「あいさつできるといいね」となるべく強制しないように誘導する形でいつかできるようになるといいなと思いながら接していました。
この問題はおそらく、みんながぶつかる問題だと思っていまして、
こうしてほしいという大人の要望(自立するために身につけてほしいこと)をどのように教えていくか(アプローチしていくか)という問題です
我が家では、子育て基本方針書なるものを作っていて、それを夫婦で共有しています。
この子育て基本方針書は子育てで、迷わない、後悔しない、夫婦間で衝突しないために、子育て方針が必要だと考えたから書面化することにしたものです。
おおきく3つの基本方針があるのですが、その中のひとつに以下があります。
・親は子供をどんなときでも信じること。
子供は信じてもらえることで、成長意欲がわく。
子供の将来は親が決めるのではなく子ども自身が決めるべきである。
子供の意思・決断を尊重すること。
なので、我々夫婦は子供がいつか、あいさつの大事さに気付き、自分でやろうと考えてくれるのではないかと信じ強制せずに見守っていたのです。
つい先日、子供が朝手を合わせて目をつぶって神様にお願いごとをしていました。よく聞いてみると、
「今日は保育園でおはようございますとさようならのあいさつができますように。」
妻の話では保育園でしっかりあいさつできたみたいです。
夫婦にとってとてもうれしい瞬間でした。
子供はもちろん信じているけれども、親はあれこれ成長をあせって指示したくなるものですが、自分でやろうと思ってくれることが何よりもうれしかったです。
あいさつは恥ずかしいからしたくないなという思いに負けずにやろうと意欲的に取り組んでくれたこと、子供の成長を感じられることが何よりも最近はうれしいです。
子育ての仕方、伝え方は人それぞれで、答えなんてものはないですが、我が家のやり方でもいいんだと少し自分たちに自信が持てるようになりました。